“クリーンエネルギーだ ”と唱っていても最先端のテクノロジーは導入コストが高すぎて裕福な国や企業に属していなければ現実的ではない。Pureosityのイノベーションチームは“地球環境問題の現場とクリーンテクノロジーの距離は近い様に見えて実際にはとても遠い”という認識を持っています。
世界中から優秀な研究者達が文化や環境、分野を越えてPureosityに集まる共通の想いは<その距離を縮めたい>という情熱です。
先進国・発展途上国・環境の違う多くのバックグラウンドの集まりでもあるPureosityは、世界中の地球環境問題に触れるグローバルなネットワークを持っています。
私達はグローバルな視点で分野を問わず環境問題の現場やそれに携わる人々の「声」をこのホームページ上で紹介していけたらと考えています。
「環境汚染を減らす為に出来る最大限の努力をしていきます。」とTarumの創設者、マデ氏は言います。Tarumは元々化学染料を使うテキスタイル産業の現場にいたマデ氏がインドネシアの排水汚染に強い危機感を覚えて自身の地元で立ち上げた草木染めのみの染色を行う小さな工場です。地元の農家と提携して染料となる草木を育てる・浄水効果のある水草を用いた排水プールを作り2日間かけて沈殿・浄水を行う等、Tarumは地元に密着した形で真剣に環境問題に向き合ったプロダクションをしています。
「草木染めのみの染色でも媒染などの過程で排水に多少の汚染は生じます。今の浄水システムは十分ではない」というマデ氏。クリーンテクノロジーの導入を考えて何度も動きましたがその度に諦めなければならない現実にぶつかりました。
Pureosityはテクノロジーの作り手側として「環境問題の現場で継続的に使えないコストのテクノロジーはクリーンテクノロジーとして開発が十分ではない。」と考えます。Pureosityの目指すイノベーションの大きな“焦点”と地球環境問題の現場の“声”が出会いました。